肉を撮影する際のライティングにはいくつか重要な要素があります。
その中でよく見られる手法の一つが「油を塗ること」です。
しかし、今回は油を塗る方法を教えるのではなく、むしろその必要性がないことを伝えたいのです。
ライティングが施された状況では、基本的に油を塗る必要は全くありません。
なぜなら、油を塗ることで肉の質感がすべて失われてしまうからです!!
ライティングがあると、油が反射してハイライトやオーバーライト部分を形成し、高い反射率のため、肉の見た目が白くなってしまうことがよくあります。特にバックライトを用いることの多い肉料理の撮影では、その反射でちょうどいい角度でカメラに入って

肉本来が持つ旨そうな質感が飛んじゃって、誰も肉の本来の姿を見ることができません。
だから、油を塗ることは強くお勧めしません(よくお客様から必要かどうか聞かれることがありますが…)
この問題については、撮影時に食べ物が早く用意されることがあり、列に並んでいると室温で乾燥しやすく、お客様が仕上がりを心配されることが多いためです。
極端な場合、食べ物が既に乾燥してパサパサしている場合は、基本的に私は: 「新しくもう一度作り直した方がいいのでは?」もしくは「シェフに少し休憩させて、急いで料理を出さないようにお願いする」ということをお客様にアドバイスをします。
もちろん、状況が許さない場合、油を塗ること自体は悪くありませんが、塗った後は必ずしっかり拭き取り、表面に油の残りがほんの少しだけにしなければなりません。そうしないと、あとで写真確認するときクレームが発生する可能性がありますよ…
先に言っておくと、私の本業は写真だ。二十年以上、香港で千を超えるレストランを撮り歩き、皿の上の一瞬の光を追いかけてきた。料理は逃げないが、美味しく見える瞬間は逃げる。だから私はいつも、まるで事件現場を調べる刑事のようにレンズを構える。犯人は光、被害者は影、そして私はその関係を暴く。
そんな私が、ちゃっかり翻訳もやっているのは単に語学が好きだからだ。写真で皿の表情を捕まえるのと同じように、言葉にも“いい角度”がある。中国語と日本語をいじって楽しむのも、結局はその延長線上だ。
このサイトに写真・デザイン・飲食だけでなく、言語の話題まで並ぶのは──まあ、そういう性分ということだ。
